映像研には手を出すな!第4巻ネタバレと感想【たぬきのエルドラド】

映像研 漫画 ネタバレ 第4巻 漫画

漫画「映像研には手を出すな!」第4巻のネタバレと感想を紹介。

冬休みに浅草と水崎が旅行に出かけ、訪れた地で語られるたぬき伝説の謎を追った。

そしてその時の経験をもとに、浅草は初めてストーリーアニメの制作に着手する。

この記事には、コミック第4巻のネタバレが含まれています
スポンサードリンク

隠れ里のたぬき

冬休みになり、旅行に出かけた浅草と水崎。

目的地は水崎の知り合いの農家。

その地域では昔からたぬきの宝物伝説があり、水崎がその地を巡ることを望んでいた。

金森にも声を掛けたが、「なんで遊びに付き合わにゃならんのです。友達でもあるまいに」と言われ、金森は不参加だった。

知り合いの農家に到着すると、早速たぬき伝説について話を聞く浅草と水崎。

親戚は、神社でお世話になったたぬきがお宝を持って神社にお礼をしに戻ると念書を書いた話が有名だと言うと、他にもいくつかたぬきにまつわる話をした。

ちょうどその時出前が届き、配達に来た人物が金森に似ていたと水崎は目を丸くして浅草に訴えた。

夜、布団に入った浅草と水崎は、昼間聞いたたぬきの話をまとめ、地図を見ながら翌日の捜索プランを話し合った。

翌日、たぬき伝説ゆかりの神社や石碑を巡った浅草と水崎は、トンネル跡地に手掛かりがあることを知りそこへ向かった。

するとトンネルの入り口に、昨日で出前を届けに来た人物のバイクが停まっていた。

浅草と水崎は、そのトンネルの先にお宝があると期待して中を進むが、お宝はなくたぬきを捕まえた浅草だった。

そして先にトンネルに入った人物が、金森だったことが判明する。

金森は、大学の生物調査のバイトで当地に来ていたと説明した。

浅草が、たぬきの念書の話を追ってトンネルに来たことを話すと、すでに金森はその話を知っていて、宝はなくあったとしても二百文ほどで、現在の価値に換算すると5,000円ほどだと説明した。

金森の話にがっかりする浅草だったが、浅草の描いた手描きの地図を見た金森がこのあたり一帯に栗という地名が多いことと、服部姓が多いことに触れると、浅草は栗=イガ(伊賀)、服部=忍者だと言って、忍者にまつわる何かがあると期待した。

スポンサードリンク

4匹のたぬき

服部の由来を聞いて回った浅草たちは、神社の神主がこの地に移住してきた服部の直系だと分かり、神主に話を聞きに向かった。

神主は、服部は徳川家康に仕えた忍者で、徳川の埋蔵金を代々隠しまわっていたと話し、明治時代にこのあたりに隠したと説明した。

その話を聞いた浅草たちは、埋蔵金を求めて再びトンネル跡に向かった。

するとトンネル跡地に重機が運び込まれ、開発工事が始まっていた。

トンネル内にいたたぬきたちが、住みかを奪われることを知った浅草はショックを受ける。

夜、寝床に就いた3人だったが、浅草は一人寝床を抜け出しトンネルのたぬきたちの元に向かった。

そして3匹のたぬきと共に新たな住みかを探して回った。

しばらく進むと、栗の木と祠と9基の灯篭が置かれた場所にたどり着いた。

灯篭に掘られた絵柄から、そこがたぬき伝説の地であることを察した浅草はなぞ解きを始めた。

そして、9基の灯篭を「ぬ」で結び、丸の中に宝があると導き出しその場所を掘ると、大量の大判が出てきた。

しかし浅草は大判を土に戻し、たぬきたちに「君達はこれからここで暮らすのだ。そして1つだけ忠告だ。ここを掘り返すべからず。開けば人が来て災いを招くぞよ」と告げその場を去った。

朝になり、金森と水崎が浅草の行方を捜していた。

すると二人の前に浅草が姿を現した。

金森に宝は見つかったのかと聞かれた浅草は、「いや?」と言葉を濁すが、宝を見つけたことを察した金森は、宝の場所を吐くよう浅草に迫った。

だが浅草は、たぬきたちをそっとしておいてほしいと言って場所を言わなかった。

金森が、「埋蔵金を諦めるほどの価値があんたに作れますか」と問うと、浅草は「新作『たぬきのエルドラド』」と言って、次回作のタイトルを口にした。

スポンサードリンク

世界の見え方

次回作の打ち合わせのため、浅草に屋上遊園地に呼び打出された金森と水崎。

浅草は、「今までできていないこと、『ストーリー』をやる」と言って、「たぬきのエルドラド」と書かれた企画書を提出した。

そして、浅草は過去3作品とも当初は設定を設けていたが、製作途中で設定を忘れてしまったと話すが、水崎が「忘れてないでしょ。忘れられるわけない」と言って、毎回設定を妥協していた浅草の本音を代弁した。

すると浅草は水崎の胸で泣きながら、これまでの想いを語った。

「描き切る前に時間がなくなって、描けるぶんしか描けなかった。世界はもっと広いんじゃ。わかってるんだよ、全部は描けないって知ってるんだよ。今の規模じゃ、描けないと思ってたんだよ。描けないと思ったせいで、描けるかもしれないものまで描かなくなっちゃったんだよ。でも妥協ももう嫌なんだよ。ワシはもっとちゃんと描きたい。やりたいことはいつでもやるべきだったんだ!」

浅草の想いを聞いた金森は、何も言わず浅草を観覧車に乗せ、「とうとう奴が本性を現し始めたのかもしれない」とつぶやくと、水崎も「これからスケールが一段でかくなる。覚悟しないと」と答えた。

すっきりした顔で観覧車から降りてきた浅草は、「たぬきのエルドラド(仮)」の絵コンテを見せた。

それは、謎の星に不時着した主人公が、現地の争いに巻き込まれるというものだった。

金森が、主人公が最後に勝利しないことに触れ、「『正義』ってのは勝つのが定説ですよ」と指摘すると、浅草は「主人公を正義だと思い込んでいる観客は裏切りたい。『勝ったほうが正義』ってのが常識なんだからそんな話は描かない!」と反論した。

その後も浅草が作品のテーマについて熱く語ると、金森が「浅草氏が言ってた通り、ストーリーは初めての試みです。まあ上手くやりましょう」と声を掛けると、「おうともさ!」と返す浅草だった。

スポンサードリンク

突破する顔

浅草の考えたストーリーを元に、水崎がキャラクターをデザインしたが浅草が暗いと評した。

水崎が、ダークなストーリーからイメージしたと言うと、浅草は自分の考えたストーリーが暗いと思われたことに驚く。

すると水崎は、キャラクターデザインがストーリーに引っ張られ暗くなったのだから、逆にキャラクターでストーリーを引っ張ると言って、再度キャラクターをデザインし直した。

そうして出来上がった主人公のキャラクターは、どことなく浅草に似たものになった。

すると浅草は、そのキャラクターを元にストーリーを修正した。

その後3人の話し合いが続きストーリーが完成した。

スポンサードリンク

ソワンデの自由

ストーリーが決まり、アニメ制作の日々が続いたある日、生徒会が映像研の部室を訪れ同行を求めた。

金森が生徒会の車に乗せられ生徒会棟へ向かうと、会計担当の王から決算報告書へのサインを求められ、それに応じる金森。

用件を終え金森が外に出ると、書記のさかき・ソワンデに声を掛けられ、彼女が運転する車に乗り中央棟の屋上に向かった。

屋上から敷地内を見下ろし、ソワンデが「古くて維持費がかさむ生徒会棟は酷い『権威』だった。生徒会棟は、本日をもって解体する」と告げ、「生徒と、外にはない自由がこの学校を生み出した。だが自由は脆く、自由の価値に気付く者は少ない。気付かれなければ価値は存在しない。お前にはわかるか?自由の正体が」と語ると、さっき乗ってきた車が重機でスクラップにされた。

そしてソワンデが、「生徒会は辺境から、この中央に移る。なあ、もういらねえだろ?車なんて」と金森に問いかけると、金森は「私は足で辺境に帰ります。お誘いいただきありがとうございます」と告げ帰っていった。

金森が部室に戻ると、浅草が葛湯を進めた。

すると金森が、「本日は、ラーメン」と言い、百目鬼を加えた4人でいつものラーメン屋に向かった。

ラーメンを食べ終えると、水崎がタブレットで「たぬきのエルドラド」を流した。

スポンサードリンク

たぬきのエルドラド

主人公が宇宙船内で鉱石を調べていると、隕石の衝突により宇宙船が大破。

近くの星に不時着すると、現住民に攻撃を受ける。

その最中、今度は別の勢力が現れ、たぬきを連れ去っていこうとしていた。

その勢力からも攻撃を受けた主人公だったが、持っていた武器で撃退すると、原住民に受け入れられた。

再び謎の勢力に襲われ連れ去れた主人公は、そこで文明社会を目撃する。

彼らは、原住民たちの文化を守るため接触を絶っていたが、主人公が来たことでその均衡が破られてしまったと訴える。

そこに、主人公を連れ戻すため原住民たちが攻め込んでくる。

議論の場を設け、両者が主人公の所有を主張した。

話しが平行線のまま時間だけが過ぎていき、主人公は連れ去られたたぬきと翻訳機を通じて会話をし、たぬきたちは遥か昔に別の星から移住してきた者たちの子孫だと知る。

そこで主人公は、修理された宇宙船でたぬきたちとその星を脱出し、母星を目指す旅に出た。

たぬきのエルドラド、おわり

スポンサードリンク

浅草氏の冴えたやり方

映像研の部室。

金森が、水崎と百目鬼に「たぬきのエルドラド」の公開方法について説明していた。

そこに浅草が遅れてやって来る。

金森のプレゼンが終了すると、4人は食事に出かけた。

みそカレー屋に入り4人がカレーを食べていると、幼いころの金森を知る店員が声を掛けてきた。

その女性は金森が幼い時によく本屋に来ていたことを話した。

そして当時の金森に「コンテンツは無料の時代だ」と言われたと告げるも、金森本人はあまり覚えていなかった。

女性が今もまだ本屋を続けていることを告げると、みそカレー屋の階下にある女性の本屋を皆で訪ねた。

金森が景気を尋ねると、女性はネットの売り上げがほとんどで店舗販売は芳しくないので、店をたたむことを口にした。

すると金森は、ここ(本屋)をくださいと言って、富久(とみきゅう)書店(本屋名前)の再建を手伝うと申しると、早速店内の装飾や品ぞろえに対してダメ出しをしていった。

そして店内の空いたスペースを映像研の常設ミニシアターにし、「我々の拠点は部室。ファンの拠点はここになる」と告げ、店を去った。

帰り道で浅草が金森に、「次にやりたいことはなんだね」と問うと、「本屋を舞台に短編アニメを作って、本屋限定公開」と答えた。

それを聞いた浅草は、「よかろう。本屋アニメを作る。だが、それは『やるべきこと』ではない!「成し遂げること』を目指してはいけない!やりたいことを、やりたいようにやるのだ!」と満面の笑みで宣言した。

第4巻、終了。

スポンサードリンク

映像研には手を出すな!第4巻の感想

今回、前半はほぼアニメ制作には関係なく、またストーリーが決定した後、制作過程にはほとんど触れられませんでした。

また、まるまる1話分、アニメの内容を描くというのもこれまでになく、4巻はいつもと趣が違っていた印象があります。

そうでありながら、浅草氏が一番覚醒していた巻でもあったように感じます。

終盤の浅草氏が語ったやるべきこと云々は、正直なに言ってるのかよくわかりませんでしたが、とにかくもう妥協することなく、やりたいことをやるぜってことなんだと解釈しました。

それとソワンデと金森のやり取りもよくわかりませんでしたが、ソワンデが金森を生徒会に勧誘して断られたってことでいいんですかね。

何だかちょっと難しかった4巻ですが、一番気なったのは「みそカレー」って何ですか。

しかも、みそカレー屋に行ったのに誰もみそカレーを頼んでいない!

スポンサードリンク

映像研には手を出すな!第4巻読者の感想

スポンサードリンク

まとめ

漫画「映像研には手を出すな!」第4巻のあらすじと感想をお届けしました。

旅先での不思議な経験を作品に反映させ、初めてのストーリー漫画を完成させた浅草氏。

金森が言ったように、ついに浅草氏が本性を現し始めたようです。

また一つ殻を破った浅草氏が、今度はどんな作品を描くの楽しみです。

「映像研には手を出すな!第1巻ネタバレと感想」

「映像研には手を出すな!第2巻ネタバレと感想」

「映像研には手を出すな!第3巻ネタバレと感想」

「映像研には手を出すな!第5巻ネタバレと感想」

コメント

タイトルとURLをコピーしました