アニメ版「映像研には手を出すな!」第7話のあらすじと感想について語ってます。
音響部の百目鬼が、映像研の倉庫に引っ越してきて音作りに加わることになり、映像研の作品に本格的に音が加えられることになった。
その一方で、声で出演するロボ研はアフレコではしゃぎ過ぎて思うようにいかず、背景画を依頼した美術部は発注と違う絵を描いてくるなど、なかなか思うように制作が進まなかった。
📢第7話あらすじ公開!📢
『映像研には手を出すな!』第7話「私は私を救うんだ!」のあらすじが公開!!水崎氏の「動きの表現へのこだわり」はもはやプロの領域‼#映像研 #eizouken_animehttps://t.co/mw8qRTcHHt pic.twitter.com/h3mRfbtQw1
— TVアニメ「映像研には手を出すな!」 (@Eizouken_anime) February 14, 2020
水崎の原点
水崎が布団に籠りながらタブレットで原画を描いている。
母親が様子を見に来る気配に気づきタブレットを消す水崎。
母親がいなくなると水崎は再びペンを握り絵を描き始めた。
(水崎の幼少期の回想シーン)
水崎が祖母とお茶を飲んでいる。
湯飲みの底に残ったお茶を庭先に投げ捨てる祖母。
湯飲みから飛び出たお茶の動きに興味を持った水崎は、祖母に何度もお茶を庭に投げ捨てさせた。
アクターズスクールで、椅子から立ち上がる動作やウォーキングを学ぶ子供たち。
そんな中、水崎だけがそれらの動作をスケッチブックに描いていた。
ベッドから立とうとする祖母を介助する水崎。
子どもの介助に不安を感じている祖母に、水崎は椅子から楽に立ち上がる方法を描いたスケッチを見せて見事に祖母を立たせる。
その後、祖母の手を引いて楽に歩く方法も教えた。
(現在の水崎に戻る)
布団の中でロボットの挙動を描き上げ、納得の表情を見せる水崎だった。
面倒くさいロボ研と美術部
百目鬼が、音響部から音源データを持って映像研の倉庫に引っ越してくる。
そして音響の打ち合わせが行われ、作品の資料を見た百目鬼は現状では音のイメージやタイミングが分からないと言い、ビデオコンテの作成を求めた。
金森は、セリフのキャスティングについてすでに決まっていると言って、3人を連れ出した。
校舎の屋上。
映像研らのメンバーを前に、ロボ研の部員たちがセリフを読み上げている。
部長の小野のアドリブやSEを指摘する浅草と百目鬼。
はしゃぐロボ研を前に、困惑する映像研のメンバーたちだった。
制作に没頭する日が続くなか、美術部が背景画を持って映像研の部室にやって来る。
浅草が出来上がった背景画を確認すると、太陽の位置が逆だったり、頼んでいない車が描き込まれているなど、注文と違うところが多く見られた。
指摘を受けた美術部の中村は、打ち合わせのときと言っていることが違うと言ってそっぽを向いた。
もう一人の美術部の久保は責任を感じて、間違いを修正すると言い浅草に指示を仰いだ。
美術部が帰ったあと、金森は美術部が修正に応じたことを評価しながらも、浅草も大量に修正を引き受けたことを叱責した。
修正を説明するより自分で描いた方が早いと答える浅草に、「監督は人に指示して描いてもらう能力が必要です」と言って、そのほかに作画のフォロー・撮影・編集もあることを指摘した。
2人の後ろで水崎氏が、「わかるよー。結局自分で描き直したほうが早いよねー」と言うと金森は水崎を睨みつけ、作画の遅れを指摘し、これ以上遅れれば10数カットがお蔵入りになると脅した。
つかの間の休息
午前中の授業が終わり、昼食を取ろうする浅草。
すると大雨警報による休校を知らせる校内放送が流れる。
帰宅の途に就く映像研の3人だったが、豪雨に合いずぶ濡れになったため音曲浴場で風呂につかることになった。
初めての銭湯にテンションの上がる水崎に、金森は銭湯の入り方を説明した。
掛け湯をちまちま使おうとする浅草に、金森が「風呂屋で金払って、湯を節約するなんざ贅沢だ!」と言って桶で大量の湯を浴びせた。
すると全身に湯を浴びる浅草の姿に興味を示した水崎が、何度も金森に湯を掛けるよう要求しその度に浅草を観察した。
湯船につかり、水崎家の教育方針の話をしていると外で雷がとどろく。
すると水崎と浅草が空想の世界に張り込む。
湯の中から姿を現した水崎が、浅草に向かって口から光線を吐き出す。
すると浅草はバリアを張り攻撃を防ぐ。
2人は、「お前強いな」と言って握手を交わす。
そんな二人に構わず湯船から上がり、飯を食べに行く金森。
銭湯の食堂に来た3人は、ザリガニ釣りを楽しむ。
そして茹で上がったザリガニがテーブルに運ばれた。
するとたちまち空想の世界に入りこむ浅草。
今いた場所があっという間に湯で満たされ、足漕ぎボートに乗り回遊する浅草。
鳥居に囲われたウォータースライダーを滑り降り、大海原に舞い降りる。
水崎が雨が上がったことを知らせると、帰り支度を始める金森。
水崎が寝ている浅草に声を掛けるが全く起きる気配がないので、背負って銭湯を出ることに。
帰り道、浅草を背負った水崎が「人間て重いんだねぇ~」と言うと、浅草のリュックを持った金森が「浅草氏の背嚢もアホほど重いですけど」とつぶやいた。
水崎のこだわり
映像研の部室。
水崎が思うような作画が描けず頭を悩ませている。
金森に意見を求めると、問題ないと返されるが、腑に落ちな水崎。
そこで浅草が、音を付けてみることを提案。
音と着けると一気に臨場感が増し、迫力のある画に変わった。
音の影響力の大きさを悔しがる水崎。
金森が、水崎のこだわりは細かすぎて伝わらないのではと言うと、水崎は「わかる人にはわかるんだよ~」と嘆く。
そして水崎は、ロケットの打ち上げシーンを例に挙げこだわりの表現方法を語り、そのこだわりを理解してくれるどこかの誰かのために私はアニメーションを描いていると語った。
水崎の言葉に、「情熱は気持ち悪いっすけど、まあわかりました」と返す金森。
浅草は心の中で、「最強の世界は、自分で描くしかないもんな」とつぶやいていた。
金森が水崎に「アニメが作りたいんじゃなくて、本当にアニメーションが作りたいんですね」と言うと、前からそう言ってんじゃんと返す水崎。
そして、「大半の人が細部を見なくても、私は私を救わなくちゃいけない。動きの一つ一つに感動する人に、私はここにいるって言わなくちゃいけないんだ」と語った。
第7話、終了。
映像研には手を出すな!アニメ第7話の感想
第7話は、水崎氏の回でした。
子どものころの水崎氏のエピソードが描かれましたが、普通子どものうちは好きな漫画の模写とかですが、水崎氏は絵ではなく動きを描くという、なかなか渋いところに取り組んでいました。
しかもそれが、おばあちゃんのためってところが泣かせますね。
これまでワガママとも思えた水崎氏のこだわりも、今回の彼女の言葉を聞くとまた違って聞こえます。
私は私を救わなきゃならない、そんな想いで絵を描いてる女子高生なんてかっこよすぎますね。
今はまだその想いに技術が追い付いていませんが、いつか追いついたときの水崎氏が描くアニメーションは、きっととんでもないものになっていることでしょう。
視聴者の声
アニメ映像研 第7話の水崎氏のおばあちゃんエピソード マジでいいな。たまらん。
— ひろ (@wanwan424) February 17, 2020
映像研第7話を見る。水崎氏の回想シーンからはじまって、「動き」に拘る彼女の原点がわかった気がした。そこから、ロケット打上げの絵で例える場面につながって、盛り上がりが見事。
銭湯のシーンも好み。建物は和風だけど異世界っぽいんだよな。少女3人なのに色気を感じさせない描写も面白い— 清水三毛 (@mikeshimizu) February 18, 2020
「映像研」第7話録画鑑賞。アニメオリジナルのシーンが目立つ。水崎氏の幼少期エピソード、百目鬼氏のこだわり、ロボ研アフレコ、美術部のろくでもない輩。原作の銭湯エピソードをちゃんと使うんだという驚き。そしてなにより「私は私を救うんだ!」というマニフェスト。
— Andy@音楽観察者 (@andymusicwatch) February 18, 2020
#映像研 第7話 感想
水崎氏のアニメーションへのこだわりを説明した回。
幼少期の水崎氏がかわいい。子供のときから”動き”を描くのが好きだったんだな。
お風呂シーンに色気がないだと…!? しかし、全員女子高生という設定なのに、そういうものに媚びないのが映像研の良さである。— uneasy (@uneasy_anime) February 16, 2020
映像研 第7話
私はここに居るって、言わなくちゃいけないんだ
毎回終わり際に鳥肌がたつ
ほんと面白い
まさに無限大マジネーション pic.twitter.com/k4csmeK4hh— ちるちる (@makki_kanja) February 17, 2020
まとめ
映像研には手を出すな!アニメ第7話のあらすじと感想をご紹介しました。
幼少期から鋭い観察眼で物事を捉えていた水崎氏。
そうして培われた感性が、強いこだわりとなってアニメーション作りに反映されています。
決してゆるがない強い信念を内に秘めた、水崎ツバメの職人気質な一面が見られた第7話でした。
次回はそんな水崎のこだわりが詰まった作品が、いよいよ公開です。
映像研3人の全く色気のない入浴シーンを今すぐ見たい方は、次の記事を参照ください!
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